20220119
カルトになろう
DEKISHIの傑作について書きたい気持ちはやまやまだが何を書けばいいのかとんとわからない。しかしブログは更新したいせっかく新調したしね。
だめだ。なに書けばいいのかわからない。でもいいよほんと。とりあえずそれで勘弁してくれよな。
がんばるか。
リリックがほんとすごいとおもう。「古本から得る天啓 または根拠のない幻影」とか「おれは世界とつながってるからあらゆることが大ごとになる」とか。ラップはセルフボースト的な意味でそもそも誇大妄想的で、dekishi dandyとかはその線なんだけど、グローバル資本主義についてずっとしゃべってる本作ではそういうヒップホップのスタイルがそのまま陰謀論的なモチーフとつながってしまう。「おれら 仲間 うるせえよ あの日 あの夜 うるせえな」みたいなことを言ってるくらいだからいわゆるコレクティブとかモブみたいなヒップホップ集団芸とは大きく距離を取っている一方で厭世的な孤高の作品になっているわけでもなく、めちゃくちゃ俗。でもそこで「いるべき場所などないほうが良い」と言い切ってしまうその落差にくらくらする。最初「今も車は持ってない」とかいいつつめっちゃ車の曲あるのもくらくらする。なのにすごい一貫してる。奇跡的な作品だと思う。こんなのきいた事ねえ。
art of vibesやらearmarderを中心としていたシーン?に全く詳しくないまま強い影響を受けて育ったおれですが、ここでこんな結実を見るとは思ってなかったです。iphoneじゃなくなってからとんと音楽きかなくなってたけど、頑張って聞いてよかった!お前も聞け!
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