20220516
エッセイ漫画について、おおいに語る
ブログさぼりまくってた。最近はねえ、気圧で体調が悪い。
お知らせを書きます。
①消極的レジャー、新曲を公開!
②消極的レジャー、ライブを予定!
東京小岩ブッシュバッシュという場所で、5/19日にやります。新曲もやる予定です。
あと、最近エッセイ漫画をかいてる。ハンバーガーちゃんに影響を受けて。
ハンバーガーちゃんについてはぐぐってください。
わたしはエッセイ漫画を好きなんだけど、よくないなと思う側面もある。なにがよくないというと、病理がハウリングする。マイクの音声入力をスピーカーが出力する。その出力された音をマイクが拾ってスピーカーがその音を出力して…を繰り返しているうちに音がでかくなりすぎてしまうのがハウリングだが、エッセイ漫画をかいている人間は日常をエッセイ漫画のネタにすると同時に「エッセイ漫画のネタとしての日常を過ごす自分」というふうにしてエッセイ漫画の内容を引き受けた生活を送ることになる。必ずしも生活がエッセイ漫画によって閉鎖的になってしまうかはわからないが、すくなくとも自分の創作による暮らしへの強いバイアスを受ける状態になるし、そのバイアスを受けた暮らしによってエッセイ漫画は偏ったものとなり…という暮らしと創作が強く影響を与え合う状況が生まれる。と、わたしは思っている。文章のエッセイより漫画のエッセイは誇張や嘘が過剰になりやすいからフィードバックも強くなってしまうのではないか(まあでも、ツイッターとかは軽くみんなそういう状況にあるよなとは思う)。
ハンバーガーちゃんも「ハンバーガーちゃん的な行動」を自らが行ってしまうこと自体を繰り返しネタにしている。桜玉吉の作品はもっと強烈で、「御緩」ではエッセイ漫画とフィクションがゆらぎまくりながら紡がれていき、最終的に作家が精神の具合を悪くして終わってしまう。
自分をネタにするとバグりやすい、という話なんだけど、でもバグってるのって面白いよね… だからエッセイ漫画読んでしまうし、かくのも楽しい(自分をネタにするの危険なら他人をネタにすればいいかっていうと、それはゴーマニズム宣言的になっていくことを逃れられないと思う。あれもバグっててある意味面白いが、楽しいかというとかなりきつい)。
以上のことを踏まえても踏まえなくてもいいが、最初にかいたやつをはっておわりますのでよんでね。ではまた
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