おNISAんちょっと...

NISAの話しようとしたけど全然分かんないな。

再分配どうしよう、世代間格差どうしよう、まさか私有財産没収するわけにはいかないしこれ出口なくね？→とりあえず個人の選択って物語を作っといて後続世代の資産の流動性だけは上がるようにしとくか…という話なんじゃないすかね。ふるさと納税もそうだけど、システムが邪悪なのはともかく、そもそも今の状態が手詰まりで、国家が抱えるリスクを個人にゆだねる方向に持ってこうというものに見えるがこれ批判するの難しくないですか。ていうかこれを邪悪と批判しても現状確認できるpile of 邪悪のほうが全然巨大なので批判として効果が薄い...

いっぽうでインデックスファンドが「最適解」となった結果全人類資本家化という倫理的には完全に終わった状況が生み出される。世界市民による、世界市民への恒常的な搾取。「テロとの戦争」とはよくいったもので、資本主義社会自体がアノミーを積極的に強化していく性質を持っているのではないか？と思わせられる。そしてそれらは誰か悪い人間がたくらんだ結果ではなくて、われわれがシステムを張り巡らせていった結果としてみずから帯びた性質だ。戦争はわれわれ全員がうっすら望んでいる夢ではないか？

でもじゃあそれ以前の体制がマシだったんだろうか？すくなくともエネルギー問題においてはグローバリゼーションより悪い体制は過去にはなかったと言えるだろうが、再分配の問題についてはどうなんだろう…？それともそもそもこういうふうにこの世を経済的に眺めるってことが特権化されてしまった時点でもう行き止まりだったのかもしれない。そういう意味ではグローバルな価値基準を拒否して独自の経済圏を持つ閉鎖的（または「半開き」）な、思想や宗教的な背景をもったコミューンが力を持つような時代がやってくることはほとんど必然のように感じられもする……。

なんだかぜんぜん面白いことが書けないな。あまりにもよくわかってないからな。あと気持ちが暗くなってるからな。前回の記事なんか尾田栄一郎手塚治虫同一人物説だよ。どうした。